〈倶子オフィス〉このごろ…19

May '06

〈江戸あやつり人形〉  

「プラド美術館展」に出かけた午後、その東京都美術館の前で「江戸あやつり人形」が
披露されていました。「手板」と呼ばれる操作板(から垂らした沢山の糸)で操るのです
が、これは日本独自のもの。海外では持ち手の部分は棒を組み合わせたもので、日本で
それは四つ足(動物)を操る場合に用いるのだそうです。ということは、手板は日本人
特有の繊細きわまりない感情をも表現しているということでしょうか。

   


〈忘れないよ〉

花にキャメラを向けたのは連休のまえでした。ああ、また花の写真になってしまう……
これはしまっておきましょう、と。でもわたしはこの花が好き。
なので、やっぱりここに登場。
ハルジョオンは野草(あるいは雑草とも)です。あちこちに見られます。けれど
なんて美しい! 生まれついての気品です。

その後……〉彼女はわが家の前の道端に咲いていたのですが、それもきょうの
草刈りで、(電動草刈機で)またたくうちに。
わたしのほうがあっ、と叫んでしまいました。綺麗だったこと、忘れないよ。
      


〈Road〉

世はGolden - weekのまっただなかと思っていましたら、
「前にも後ろにも車の見えなかったこの道」を憶いだしてしまいました。
 
   


June '06   

〈シンデレラピンク〉

昼顔のあのはんなりを、わたしはシンデレラピンクと呼んでいます。ずうーっと昔に
名づけて以来……。いままた彼女の季節です。
向こうに見えているのはディズニー・リゾート隣接のベイホテル群。
 
   


   〈キャンセル〉

葛西臨海公園で

「"ポピーの花摘み " かわいい花束をつくってお持ち帰りください」と表示された立札に
遭遇したときの驚き&しあわせをご想像ください。きょうがまさにそうでした。
罌粟畑はわたしの気に入っているもののひとつで、かつて一緒に暮らしていた
ヨークシャーテリアを「ポピー」と呼んでいたほどです。

子供のころ、度々わたしは臥していました。そのとき、臥していた寝床の窓から見えて
いたのは雛罌粟ばかり。庭にはいちめんにその花が植えられていて、夏の陽盛りというのに
(北国でしたから)彼女たちは溌溂で、わずかな風のそよぎにもたおやかに身を揺らし
ます。優雅なおとなのおんなのようで、それはわたしの憧れでした。

そんな記憶の日々に遭遇したのでした。その後の予定をキャンセルし、花束を抱えて
帰宅したのはもちろんです。

  


   


〈under the rose〉

  

そこは、薔薇の花弁(はなびら)の 敷きつめられた場所だったのかもしれない。
芳醇な甘さを知ってしまったものは " under the rose ”と、つぶやいて。
 
   


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