〈倶子オフィス〉このごろ…20       

August 2006

残暑お見舞い申し上げます

   

フランス・ジヴェルニーの、クロード・モネの庭園に咲く「モネの睡蓮」が平松礼二画伯
(了徳寺大学学長/日本画家)に贈られたのは 2000年のことでした。以後、画伯が
育成管理。今年4月の了徳寺大学 (浦安市) 開学にあたり、寄贈なさったというもの。

きょうは一般公開日(8/16)でしたので、早速に。
ぴんく、白、黄色はモネの画そのままで、炎暑というのにそこだけ涼しい……
    

了徳寺大学庭園名: " Homage a Claude Monet " Japonisme de Reiji Hiramatsu
(オマージュ ア クロード モネ ジャポニズム ドゥ レイジ ヒラマツ)
     


   

涼しさをあげたい……

抱返り(だきかえり)渓谷(秋田県)のコバルト・ブルーをお届けします。なにしろ真っ青。
まるで宝石。しかも水量は豊かです。名前の由来は、崖の道は狭く、抱くようにして
すれちがったから、とも。この場所(位置)も怖かったですよ。原生自然のままですから。

■「抱返り渓谷……美しすぎるというのは怖いですね。断崖に立ったらきっと飛び込み
たくなるでしょうね」
というコメントをいただきました。そうなんです、本当に。わたしには怖いものを
凝視
(みつ)めてしまう癖があって……ですので、身体が引きずりこまれそうになります。
「怖がりね」と云われてしまう所以です。この青はかつて毒水と呼ばれていました。
みごとに美しい。

そうそう、「柵(手すり)は危険!」という立札も在って、遥か下方の茂みには以前の
柵が落ちているのがわずかに見えていたりします。絶壁の道。これこそ命名の由来
なのかもしれません。
    


〈詩書画展〉

二年毎に開催の「詩書画展」は 7/31 〜 8/6 まで。
わたしの作品は「一行詩&写真」。
7/31(月)のみ終日、会場におります。お会いできればいいですね。

   

詩書画展に秋田から上京していたふみこさんと、翌日、東京都庭園美術館に出かけました。
真夏の直射光に、庭園の黒い彫刻・「座る豹」は灼かれているようで、とっさに頭部に
触れて……「はぐらん(日射病)する」。秋田ことばになっていました。
    


July 2006

    

まもなく七夕

東京から600キロも離れたところで、結局わたしのこころをとらえたのはこの朝露でした。
まもなく七夕……。七夕の朝は朝露をあつめて墨をすり、それで願いごとを書きましょう。
朝露のない都会ではその朝に雨が残っておりますように、と。
 
  


高島野十郎展

「没後30年 高島野十郎展」に出かけてきました。独学で画家となる道を選び、画家を全う。
孤高ということばは彼のためにだけある(これはわたしの思い入れ)と思うほどです。
晩年、電気も水道もない小屋のようなアトリエを建て、そこで自給自足の日々を過ごした。
画だけを描きながら。月の夜の闇を、炎のゆらぐ一本の蝋燭を、対話のように描きつづけた。

その画の存在を知ったときーーそれはずいぶん以前のことであったがーー衝撃であった。
まじかでみたいと心底思った。わたしもまた蝋燭をみつめて育った。闇のなかにこの身を
おいた。闇と話した。中学2年まで。よくわかるのだ、そのことが。
  


アゲハチョウ

ベランダの橘(蜜柑)の木での羽化でした。今朝、彼女(?)に気づいてから
ずうーっと見つづけてしまいました。外は居座り梅雨の雨。産まれたばかりの
羽根を空気とひかりにあてて、じっといまは整えている。↑

ひとりきりで産まれて、ひとりきりの旅立ちだなんて! すぐそこに外敵は
いないのだろうか? 逞しくなって戻ってきてね、と祈りつつ。July 24
  

  これは林檎                ↑さなぎだった抜け殻
                         (よーく目をこらして)  
   


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