〈倶子オフィス〉このごろのわたし 32

May 2008

  

これはソムニフェルム種・赤八重の罌粟(ケシ)。一般では栽培禁止の品種です。
今年はこのような罌粟の存在が各地でニュースになりました。わたしも遭遇しました。
栽培を禁止されているのは大輪の鬼罌粟ばかりと、永いこと思っていました。
が実際は薄紫のものなどもあり、まるで認識をあらたにさせられました。

……悦楽もまた毒になる。おまえが傾城の美女だったとは。
 
  


  

ザゼンソウ

〈座禅草〉あるいは〈座禅僧〉と 漢字で記したい花です。僧侶の袈裟といえるのが
仏炎苞
(ぶつえんほう)と呼ばれる 風よけ部分。このなかには小花が100個前後も集まって
います。そして驚いてしまうのは、この部分が発熱するということ。
自ら発熱して雪を解かし、気温が氷点下になったとしても20〜25度の体温を
保っています。

「深海に生きる魚族のように自ら燃えなければ どこにも光はない」と
メッセージされた俳優・佐藤慶氏の色紙を思い出し、取りだして眺めています
 
  


June 2008

  

小判草(コバンソウ・イネ科)

遠出をしたとき、雑草のなかにこの小判草はありました。いいえ、もともとは
ヨーロッバ原産の れっきとした鑑賞用。愛でるために鉢植などで栽培されていました。
が、その種が鉢の外にとびだして、雑草のなかに住みついて……。

でもわたし、雑草(敬意をこめて野辺の草を)のなかの、雑草とひとかたまりになって
揺れている小判草が好きなのです。
麦に似た葉をつけた細い茎の、小判形の穂は2㎝足らず。穂は熟れると黄金色になり、
それが風に揺れるとまるで小判がきらめくような。

小判草という名でなかったとしても その美しい華奢は 手にとってしまいます。
別名:俵麦
(たわらむぎ)
 
  


  
ベランダの紫陽花

〈未来〉という名前の ハイドランシア(西洋アジサイ)
 
  


  

花いろはからぴんくに ↓
 
  

さらにグリーンに ↓
 
  


  


〈墨田の花火〉蒼いろを増していきます 
花びらに見えるのは萼
(がく)で、これは装飾花

「紫陽花がいろを替えるのは、好きなひとに嫌われたくないため」と 学生時代、
想っていました。いまは「変わりたくなる想い、よくわかって
(います)よ」
巷のおとなは唄います、「迷うアジサイ、七色変わる。色が定まりゃ花が散る」
 
  


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