〈倶子オフィス〉このごろのわたし 48

Happy to greet your New Year 2010

あらたな年も幸多かれと祈りつつ……

                庚寅 元旦
 
  

海に面した(前方)左端↑はTokyo Disney Resort ディズニーシー・パーク。
アメリカンウォーターフロントには、停泊の船↓もみえています
 
  


   


〈初詣〉  

初詣は、毎年鎌倉に行きます。前年の無事のありがとうと新たな年のお願いに。
その翌日、今度は湯島天神に詣でました。1本だけ咲いたという
無性に思われて……。念いのようなものをみたかったのかもしれません。
   

枯蓮を矢のようだと、しかし美しいと思いながら、
同時に凩
(こがらし)の句がわたしを揺さぶります。

凩の果てはありけり海の音  言水

言水よ、きょうはあなたの……ようないちにち。

〈YASU氏より〉;言水の句に触発されて詠んだ山口誓子の名句が
ありますが、さて、どちらに軍配が……

海に出て木枯帰るところなし
 
  


〈歌舞伎座〉

初春大歌舞伎」は、歌舞伎座さよなら公演。
建替えのため、四月興行をもって休場することになりました。
   

〈新年会〉

プロフェッショナルとアマチュアの違いについて教えていただくことがありました。
脳の記憶の場所が全く異なるのだそうです。日々の積み重ねの結果によるものらしく、
目から鱗の納得の、うれしい新年会でした。

〈牛の鈴音〉

気になっているドキュメンタリー映画があって——その「牛の鈴音」をみてきました。
 30年も働きつづけた40歳の老いぼれ牛とお爺さんは、決して他人事ではないと
思っていたのです。それは全くそのようでした。深い作品です。
 
  


February 2010

〈4月中旬?〉

昨日まで寒さに震えていたのですよ。ところがきょう、気温はぐんぐん上昇。
プレスセンタービルからの帰途の日比谷公園ではワイシャツ姿のひとも。
とうとうわたしもコートをかかえ……21度もあったようです。 Feb.9
 
  


〈表&裏などと云うものではなく、あるいは?〉

宝福寺・座禅処

突然ですが、室町時代に活躍した画聖・雪舟の伝説を思っていました。

雪舟は応永27年(1420)備中赤浜(岡山県総社市赤浜)に生まれました。
近くの宝福寺に修行に入った幼い日の雪舟が画ばかりを好み、経を読もうと
しないので、僧は雪舟を仏堂の柱にしばりつけてしまいました。
雪舟は床に落とした涙で床にねずみを描きました。僧は画の見事さに感心し、
それからは雪舟に画を描くことを許しました。

あるいは;芸術は「自分の涙で鼠の画を描いているような……」

「芸は身を助く」

あるいは;「わが芸で身を助くほどの切なさよ」
   


〈湖上〉

凪いで久しい湖は暮色のようで、深くもあった。
わたしは白っぽい長靴を履いている。エナメルでコーティングされたような肌あいの……
息をつめて湖の、水のうえに立った。長靴は五分ほど浸かるのだが、それ以上は沈まない。
〈なんとわたしは沈まないのだ!〉
静かな歩みで、わたしは対岸に辿り着いた。

明け方の夢である。不思議な体験であった。雪はまだ止んではいない。


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