倶子オフィス〉このごろのわたし 58

December 2012

〈はたはた会〉

懐かしい秋田弁の語り「月夜には……」
           日本青年館で。

特に冷えた日の朝夕など、氷点下ちかい空気だけれど、日中の陽ざしの場所は温かく、十二月ということを忘れるほどだ。
そんな年の暮れの「大売出し」のウインドウを過ぎるとき、ふと思いました。
もうすぐ春の服たちに替わるのだわ。そうまもなくに。
春の花が蕾んだような装いたちが浮かんだ帰り道……処方箋を受取った帰路でした。

〈ことしも〉

とうとう夜になってしまった。凍てがきて、雨も落ちていましたが、
そのいっぽんに逢いたくて。
ふゆざくらに逢ってきました。

  

冬ざくら観てゐて辺り暗くなる
                   やす


〈根津美術館〉

岡本太郎氏に逢ってから(岡本太郎記念館には実物大の本人像があるのです)根津美術館へ。
根津美術館では〈柴田是真Shibta Zeshin展〉開催中でした。
是真は幕末から明治時代に活躍した蒔絵師、絵師。

漆で絵を描く漆絵に圧倒されました。
日本国がJAPANと呼ばれるようになったのはいつからなのかは知りえませんが、
日本の美の象徴としての漆が、ますます質の高さを極めていく。
是真によっても。

 

Nobember 2012

〈菊の花弁〉

菊のはなびらばかり食していました。末枯れの風景を憶い浮かべながら……
そこでは菊の花の黄金いろが輝いていました。

地球そのものにいのちがある。そこで息づくものは(息づかないものも)
自然も人間もおなじように包まれて有る。

〈凩1号が〉ようやく吹いた……18日。

  

菊膾さきの法話は忘れけり やす

 


〈フウセントウワタ〉

翁草(おきなぐさ)や蒲公英(たんぽぽ)、(ガマ)など、綿毛に乗って翔ぶ種に
魅せられているようです。これはフウセントウワタ。別名、風船玉の木。

「無事是名馬」を想っていた日。
 
  


October 2012

〈牧 かほり個展〉

かほりさん(左)

スペースデザイナー・南 志保さん(右)

牧 かほり個展 —芯花—」は楽しみに参りました。いつもおおおきなすてきな衝撃です。
ミッドタウン(六本木)近くの会場・B1階では映像を、2階では写真のような。
時代の先端で緻密な感性が、抒情を秘めて。

  


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