倶子オフィス〉このごろのわたし 64

December 2015 

〈落ち葉ふむ音〉

きこえますか? 落ち葉ふむ足音?


November 2015 

〈十月櫻〉

十月櫻の季節になりました。年に2回、花をつけます。
綻ぶことは大変だろうに、春と冬。花の小振りがわかるような……

この寒空に、あるいは夜にこの花の下にいると、想うこと多き、です。
そしておまえのいのちは永い。


〈子福櫻〉

ことしの枝には、ただ一輪だけ(子福櫻はひとつから2,3輪咲いていますが)。
東日本大震災のときには液状化著しい場所でした。影響しているのでしょうか?
花の幹にはキノコたち。このキノコたちには淋しいかぎり。 さくら2

  


〈神田古本まつり〉

10月24日には北よりの風が強まり、「凩1号」と観測されました。
それからの朝晩はいちだんと冷え込みもつよく……
この時期恒例の〈神田古本まつり〉には足繁く通ってしまいました。
稀こう本にも逢いたい、恋人のようにして。

  

青空掘り出し市
神保町表通りの歩道に一年に一度、100万冊の大バーゲン!


October 2015 

〈Baby Kiwi〉

  

あ、Baby Kiwi !

この果実を地元のひとはコクワ、あるいはサルナシとも。
ツキノワグマ、ヒグマなどが好んで食する
大事ないのちの実。
 ……美味しいと思うわたしは、たしかにわたしも野生動物。

晩秋の野の豊かな恵みが届きました。
 
   


〈田中恭吉〉

田中恭吉、藤森静雄、恩地孝四郎らによる木版画や詩をまとめた
雑誌「月映
つくはえ」の展示が、東京ステーションギャラリーで
開催中です(9/19〜11/3)。

田中恭吉がわたしのこころに棲んでしまったのは、いつからだったのか。
以来、わたしを離れません。その木版画やペン画の珠玉!

1892(明治25)年、和歌山市生まれ。1915(大正4)年、23歳での夭折。

  


September 2015 

〈サンドアート・砂像彫刻〉

Poseidon

高さ3メートルの砂の像は、砂像彫刻家・保坂俊彦氏によるもの。
氏の作品を拝見したくて、稲毛海岸公園に。
写真の「ポセイドン」は制作されてから、すでに2週間目。期間中は雨の日も多く、
その姿を保つには、きっと大変だったことでしょう。展示は明日27日まで。

かつて、秋田での中学時代、「雪の芸術展」という企画がありました。
クラスごとにそれぞれの雪像を造りました。
大きなしろい像をまぶしく見上げた日のことなどが憶われました。

  

サンドアート(サンドクラフト):十数トンの砂を使用、砂と水のみで制作され、
芯材などは入っていません。
保坂俊彦氏は世界を舞台にご活躍のプロ砂像彫刻家。
秋田県能代市生まれ。
 
   


〈尾花〉

 

9月だわ……とたんに、お月さまが気がかり……
じっさい 8月30日も望月でしたけれど。
どうしたものかその日、夏が逝った、とおもわれました。

写真はわがベランダのすすき。月をみるためには逆光が、すすきが大切、
……なのですすきは欠かせない。


〈猫餅の由来〉

澤孝子さんの「左甚五郎伝 猫餅の由来」(「NHK浪曲特選・夏」)
を拝聴しました。
本物と云われるひとの清しさに、おおいに胸をうたれ、泣きました。
正道ということばは決して死語ではない、と。

  


August 2015 

〈うたかたの恋〉

 

〈「うたかたの恋」(オーストリア皇太子心中事件)直筆遺書発見〉(Aug.3 読売)
マリーが母親宛てに:「許してください。私は愛に逆らえない」と。

  

■ 映画「うたかたの恋」(Mayerling)1936 フランス

オーストリア=ハンガリー帝国の皇太子ルドルフ(30歳)と、
男爵令嬢マリー・ウ゛ェッツェラ
(17歳)との心中事件。
扮するのは、シャルル・ボワイエとダニエル・ダリュー。

映画体験初期、〈はじめてのおおいなる感動〉を受けた作品でした。

  


July 2015 

〈炎天〉

凌ぎにくい酷暑がつづいております……

お見舞い申しあげます


〈棚〉

梅雨の季節の光景でしょうか、日傘と雨傘。
陽のまぶしさと、雨のしっとり……。
それから、うれしさとすこしばかりのいたみ。


June 2015 

〈ショウジョウトキ〉

〈猩猩朱鷺〉と書けば、この朱いろに納得です。子供のころには地味な
黒ずんだ茶色ですが、成長するにつれてあざやかな朱赤色に。
体長約60㎝。南アメリカ北部の沿岸に暮しています。


〈ユトリロウ゛ァラドン 母と子の物語  スュザンヌ・ウ゛ァラドン生誕150年〉

Maurice Utrillo(モーリス・ユトリロ)の白は、母恋と癒えぬ病のなせるときいている。
そのことがかくも独自の白になりえた……。

むしろSuzanne Valadon(スュザンヌ・ウ゛ァラドン)に魅かれている。
そんなふうに思われて、きょう美術館に。

Valadonの画は力強さのそれであった。独学のすてきさがある。そして、
画家の画もまた、(他の芸術家同様)その生き方にあるのでは、と思われた。

   


May 2015 

〈お帰りなさい、飛びつくハチ〉

〈お帰りなさい〉と上野先生に飛びつくハチ!
ハチ、よかったね。待ってたかいがあったね。
10年間も渋谷駅に通って、待ちつづけていたのだもの……ね。

東京大学農学部キャンパス内に建てられた「ハチと上野英三郎博士像」

ハチ、ほんとうによかったね。
 
  


April 2015 

鬱金櫻

鬱金櫻(ウコンザクラ)の萌黄色には趣きがあります。
花の満開からは紅みを増して淡いぴんくに。
別名、美人櫻のゆえんです。

 ↓

井伏鱒二『厄除け詩集』の〈勧酒〉

花發多風雨
ハナ二アラシノタトヘモアルゾ

名訳を思います。
4月は旅立ちのとき、別離のとき。

    

パプーシャの黒い瞳[岩波ホール]

初日最初の上映を拝見しました。[ポーランド映画]

パプーシャとはロマ(ジプシー)に生まれた女性詩人の愛称。
ロマは文字を持たなかったが、彼女は詩に詠む。
それゆえの迫害!生きゆく過酷。

多くを含んでいました。遠い過去のひとではなく、わたしたち世代とも
共有していたときが……
おおきな自然を呼吸していた。そのことが詩人のすべてであった。

  


March 2015 

むのたけじ さん〉

むのたけじさんの講演をお聞きしました。[埼玉トヨペット本社 大会議室]
百歳を迎えられて、いまなおご活躍のジャーナリストの真髄に
ふれたかったのです。
沢山のご著書のなかから『希望は絶望のど真ん中に』を選びました。
そのことばをたどってみたい……

むのたけじ さん
1915年秋田県に生まれる。1945年8月15日、戦争責任をとる形で、
朝日新聞社を退社。週刊新聞「たいまつ」を創刊(1978年休刊)。
ジャーナリストとしての活動をつづけている。
 
  


鳥海山〉

ひかりがつよくなってきました。

わたしたちの脳は1000億個の細胞をもっているそうです。この数は
銀河系にある恒星の
数とおんなじ!
また脳の構造は銀河の構造とおんなじ……と。

混乱してしまいますが、と云うことはわたしたちも宇宙です。
そうそう、今では脳こそ心のことらしく。


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