〈船木倶子の詩〉

 鳥兜 (とりかぶと)

   

その青紫はひときわ
と母はつぶやく 激しいはんなりを
生きているのかもしれなかった

風のたび花いろは濃く 大気は冷えて

そうね わたしたち
花いろまぎわを生きている

     

     

河原毛地獄で


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